2015.04.20 (Mon)
忙しいお店。





銀座でいまをときめく「俺の」シリーズであるが、さてさて鰻もあるのである。その名前は「ときとう」。店主の名前だろうか。鰻好きとしては行かなくてはいけない。なんせあのミシュラン野田岩出身だということなんで。ファサードは普通だったが、入って裏切られた。なんともモダンな店内。店員さんの服装もなんともスタイリッシュである。が若い。うなぎ屋には珍しいオープンキッチンが斬新。しかし、キッチン内も若い。おじさんにはその若さが眩しい。しかしみながみな若いもんだから、なんだかうなぎ屋なのに重厚感が無いのがちょっと気になる点である。しかし、カウンターからこうやってじーっと鰻焼いているの見られるのはなかなか楽しい。ん?でも一生懸命焼いているのは下っ端?鰻割烹スタイルゆえに作る物が多いからか、店主らしき方はバッタバタしている。それに釣られてみんなバッタバタ。なんだか忙しい店である。老舗の重厚感万歳ってわけでは無いが、銀座でこのバタバタ感はちょっと違和感を感じる。ふと見回すと客はみなワインを飲んでいる。客まで若い・・・とよく見るとそういう訳では無く、ソムリエを用意しているこの店のスタイル的になんだかワインを飲みたくなってしまう模様である。鰻重はまぁ、野田岩的ではあった。そうすると銀座で野田岩と考えれば安い。しかし、白焼き。これがなんと七輪に載ってきたのである。いい炭を使っているものだから七輪でも焼かれているため、バリバリの白焼きである。おじさん的には白焼きはこうじゃないのだが、、、このお店白焼きがウリらしい。うなぎ屋さんがつぶれていく話しか聞かない中、こういう銀座ど真ん中でオープンとは景気も良い話で嬉しいゆえ、頑張って欲しいものである。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |