2013.12.02 (Mon)
それはモダンで青山的料理屋。
南青山の骨董通り沿いのビルの地下にひっそりとたたずむ割烹のお店「とし緒」。いつみても入り口のメニューをあまりかえた形跡がなく、うーんやる気があるのかなぁ、と二の足を踏んでいた店についに突入。予想以上のモダンな店内、さすが青山。てか、入り口がどこかわからないくらいエキセントリック。入るとしーん。あれ誰かいないの?と、そろそろと店員さんが出てきた。なんか、こういう商売っけのなさそうなところもこの辺の店に共通している。こんな内装のお店が骨董通りのつきあたりにもあって同じような接客で料理もみてくれだけで美味しくなくてオオハズレだったことが頭をよぎる。頼んだというかメニューは昼御膳1,700円のみ。なかなかいいお値段である。料理は品数は多いもののすべて温める程度にまでつくり置いたものばかりで出来立て感は無い。それを青山的時間の流れよろしく、ゆっくりたおやかに目の前で盛り付けてくれる。あとから、マダム達の集団が続々と入ってきてそれなりに人気店だということを知るが、昼御膳を食べて夜来ようとは思わなかった。ごはんとお味噌汁はおかわり自由でそれはさすが料理屋さん、おいしくてお変わりしてしまった。店内が無機質だから1人だと少し寂しい。
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