2013.04.21 (Sun)
日本人による日本人のためのハンバーガー。
東京には星の数ほどハンバーガー屋さんはあれど、結構有名店をまわったわたしが自信をもっておすすめできるのが、ココ「蜂の巣」である。こういうセレブバーガーで陥りがちなのがアメリカンを追及しすぎて日本人向けの味じゃなくなっていること。日本人に出すのだから日本人が美味しいって思うバーガーを出さないとね。ココは見た目もめずらしくバー風。変にメリケンしてないのも好感触。いや別にアメリカが嫌いってわけじゃないよ。個性的なとこがいいの。そしてバー風なだけあってビールの品ぞろえがとても良い。バーガー屋さんなのに美味しいビールをだしてくれるとこがまたよい。そしてハンバーガー。調理するとこが丸見え(笑)。こんな調理場さらけ出している店初めて見たよ。どこもかしこも隠しているところばっかり。そういう意味でわざと隠しているとこってなんかあやしいんだよね。ここは潔い。全部見てくださいみたいな。調理法もまさに和風。丁寧な調理に喝采。バーガーのキモであるハンバーグをあんなに丁寧に扱っている場面初めて見た。これはもはやハンバーガーへの愛、それ以外の何物でもない。そして出てきました。きりっとしたいでたち、スッと直立したハンバーガー。素敵です。他店みたいに脂っぽくなく上品に仕上げられたハンバーグ、松戸のRsを思い出すほど存在感のあるバンズ、それぞれのバランスの良さ。これぞ日本が求めていたハンバーガーそのものなのです。ひとついうなれば、他店よりポーション小さめ・・・でもここは日本なのです。農耕民族はハンバーガーでぶくぶくしちゃーいけませぬ。
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