2013.03.17 (Sun)
そんなに並ばなくても食べれる六厘舎


豊島区役所のすぐ横にある「馳走麺狸穴」。まみあなと読むらしいが珍しいネーミングだ。店内はやや狭く、行列も少しできているが、店員さんがきびきびと動いており回転は速い。ウリはどうやらつけ麺のほう。見た目は有名店「六厘舎」ほぼそのままである。ベージュ色の弾力性のあるツヤツヤな麺と、どろっとしたスープ。魚介の香りが出すぎていないところが、やっつけの店とは違いスープのバランスがとれていると感じた。こってりしてるくせに食べたあとがもっちゃりしないとこも大変よい。そして、チャーシューの仕上がりにも妥協がない。こういう、妥協のない店はつけ麺の見た目も美しく見える。店の姿勢は食べ物にもそのまま表れる好例ともいえよう。確かに六厘舎をベンチマークにした味であることは否定できないが、六厘舎ほどアホみたいに並ばなくても食べられるという意味では存在意義の高い店である。
馳走麺 狸穴 (つけ麺 / 池袋駅、東池袋駅、東池袋四丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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